しこりや発疹の病状があらわれたら検査を | この症状は性病?新宿で評判の泌尿器科情報

HOME » 評判の病院 » しこりや発疹の病状があらわれたら検査を

しこりや発疹の病状があらわれたら検査を

しこりや発疹があらわれたら

梅毒に感染しているかどうかは血液検査でわかりますが、感染してから数週間は検査をしても陰性になることがあるため、感染から3週間程度経過してから検査をする必要があります。
実は感染から3週間程度経過していると、しこりや発疹などの病状が出てくるので、そのような病状がある場合はすぐに病院などを受診して検査を受けることが大事です。

ただ梅毒は感染してからの経過期間と病状で第1期から第4期に分けられていて、その期間であらわれていた病状が消えたり、何の病状もない期間があったりします。
しかし梅毒は、無症状の状態で進行し続けることがあって、これで梅毒に感染していないとか、治ったと判断することはできないのです。
ですから、安心せずに気になる病状が一度でも見られたら、病院などを受診して完治の診断が出るまで治療を続けることが重要になります。
それから梅毒は第2期までに治療を始めると完治して障害が残るようなこともないので、早期に医療機関を受診して治療を開始することです。

感染後の期間と病状

感染後約3週間までが第1期で、感染後しばらくは病状はありませんが、約3週間経過すると感染した部位に小豆大のしこりができます。
また、しこりがあらわれた後や少し遅れて足の付け根部分のリンパ節が硬く腫れることがあるのです。
ただし、しこりもリンパ節の張りも痛みを伴わないことが多いですし、治療をしなくても2~3週間で自然に消滅して、その後約3ヶ月後の第2期まで無症状の期間が継続します。

感染後約3ヶ月~3年が第2期で、第1期で治療をしないで経過すると、血液に梅毒トレポネーマが入って、血管やリンパ管を介して全身に運ばれるので、全身に病状があらわれるようになるのです。
主な病状としては、手のひら・足の裏・顔面を含む全身に、痛みやかゆみはありませんがいろいろな形状・色の発疹あらわれます。
また全身のリンパ節が腫れたり、発熱・倦怠感・関節痛・脱毛などといった様々な病状があらわれたりすることもあるのです。
ただ、これらの病状も第1期と同じく、治療をしなくても数週間から数ヶ月で自然に消えていきますが、この時期までに適切な治療をしないと完全に改善することが難しくなります。

感染後約3年~10年までが第3期で、治療をしないと皮膚・筋肉・内臓・骨などに、ゴムのような腫瘍ができて、増殖しながら組織を破壊するのです。
感染後10年以降が第4期で、多くの臓器に腫瘍が発生したり、脳・神経・血管などに影響が及んだりして様々な病状を引き起こします。