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痛みといった病状が見られる性感染症は

性感染症は早期発見が大事

性感染症とは、セックスなどの性行為によって感染する病気のことで、昔は性病と呼ばれていましたが、現在では性感染症やSTD・STIという名称で呼ばれるようになったのです。

ちなみに、STDのDiseasesは病気という意味で、STIのInfectionsは感染症という意味があります。

しかし、日本ではSTDとSTIの2つ共に性感染症という意味で使用されているのです。

性感染症は、全てで自覚症状が必ずあるとは限らない病気で、そのため感染したことに気づいた時には、病状が悪化していたり多くの人に感染させていたりすることも考えられます。

そのようなことにならないための対処方法として最も大事なことは、なるべく早い段階で治療を行うことです。

また早期治療を実現するためには感染を早期発見する必要があるので、それを実現するためにも定期検査を受けることをおすすめします。

痛みが見られる性感染症は

性感染症には、痛みなどの病状が見られる病気もあって、古くからある代表的な性感染症の淋菌感染症はそのひとつです。

淋菌感染症はクラミジアに次いで感染者数が多い性感染症で、宿主となる人のライフスタイルの変化に合わせて、性器・咽頭・眼に感染するなどと部位を増やします。

また、変化することで治療に用いられる薬が効かない菌になって感染を拡大させて行くのです。

感染してから病状が出るまでの期間は2日~7日程度で、男性と女性では病状がまったく違います。

男性は歩けなくなるほどの激しい痛みや、ペニス全体が腫れ上がる、多量の黄白色の膿がでる、尿道のかゆみがある、尿道が熱っぽい、排尿時に激しい痛みがあるなどの病状が出ることがあるのです。

一方女性の約80%は無症状で気付かないことが多くて、そのため感染に気が付かずに男性を感染させてしまうことが多くあります。

ただし放置していると病状の悪化・卵管炎・腹膜炎・子宮内膜炎・子宮外妊娠・急性膀胱炎・不妊症の原因になることもあるのです。

ヘルペスの病変部と接触することで発症する性感染症が性器ヘルペスで、男性も女性も性器に小さな水泡が多数発生して、痛みとかゆみといった病状が続きます。

尖圭コンジロームはヒトパピローマウイルスに感染して発症する性感染症で、性器や肛門の周辺にイボができるのです。

多くは自覚症状がないのですが、性器にかゆみや痛みを感じることもあります。

クラミジアは感染する可能性が高い性感染症で、男性は感染すると尿道にむずがゆさを覚えますし、女性は腹痛といった痛みを起こしやすくなるのです。